ジョジョの奇妙な冒険
いわずと知れた週刊少年ジャンプで絶大な人気を博したあの漫画。そのディープな内容が読者の心をつかみ今もなお根強いファンが世界中各地で存在する。特に日本中のジョジョファンたちはジョジョ決めポーズや、ジョジョ体操、ジョジョ立ちなどのネットでもすさまじいパフォーマンスを披露している。それだけディープなファンが出来上がってしまうほどにジョジョはディープな漫画なのだ。
ジョジョファンのかたがたによりこういう企画もでています。興味がある人は参加してはいかがでしょうか?
さて、本題です。ジョジョの奇妙な冒険は全部で6部構成です。一説では現在週刊少年ジャンプで連載中の「スティール・ボール・ラン」がその第7部にあたるというものもありますが真実のほどは今のところ謎です。レビューするなら各部ごとに評価付けしたいと思います。けど6部もあるししんどいので3〜6部までにしときます。個人的に3〜6部が好きなので(つーか1〜2部よんでなry)。
ジョジョの奇妙な冒険第3部 75点
今まで「波紋」の世界ばっかりを繰り広げていたジョジョシリーズがこの第3部から「スタンド」という新たな世界観に変わります。スタンドは1体ごとに特殊能力を持ってるそうですが主人公のスタンドはなぜかそういった類のものを持っていません。ただ正確に速く敵を殴ったり動いたりできる、そういう能力でしょうか?ポルナレフのスタンドなんてただ刺すことしか脳が無いと思うと悲しくなります。
ところがどっこい花京院のスタンドはひも状になって人間の体内に入れる上にエメラルドスプラッシュという作者が設定を無視したとしか思えない技まで持っているのです。荒木先生は自分が最初に作った設定を平気で無視してしまうから恐ろしい。
3部は誤字脱字がかなり多い。
なかでも条太郎が放ったこのせりふ
「うっおとしいぞ!!」
この間違いはかなり致命的でした。
そんなこんなでかなり痛々しいところがある3部。話的には条太郎御一行様が出会った敵をぼこぼこにしていくというシンプルな内容になっております。
つーかジョジョはこれがほとんどなんですけどね。
3部は会話の中にも変な表現が含まれております。
ジョセフ「確実!!確実じゃ!!コーラを飲んだらゲップが出るって言うぐらい確実じゃ!!」
DIO「早くもってこい!!スチュワーデスがファーストクラスの客にキャビアを持ってくるようにな・・」
さすが荒木先生やることが違います。
今の荒木先生の絵ははっきり言って何が起こってるのかわかりづらいところがありますけど、この時代のジョジョは比較的わかりやすい構図で描かれているのでおすすめです。
あと、キャラを好きになれるかっていうのもこの漫画を楽しめるかの一つの要因です。あと雰囲気とか。まあそこらへんはかなりの個人差があると思いますけど。
今思ったけどジョジョって妙にキャラがくねくねしたポーズをとるな。読んだ人はわかるんですけど。
ジョジョの奇妙な冒険第4部 80点
4部は個人的にかなり好きです。
なんというか、かなりのほほんとしています。
「ジョジョの奇妙な冒険」とタイトルにありますが、この4部に関してはもはや冒険ではありません。
主人公が一つの地域に滞在しているのですから冒険とはいえないでしょう。
あきらかに3部と異なっているのは緊張感でしょう。この4部、3,5,6部と比べたらかなり緊張感の差があるはずです。
こののほほん感を覚えて後の第5部のバイオレンスぶりを読むとかなりハードになります。
第3部では宿敵DIO達とかなりの死闘を繰り広げたというのに、この4部の主人公の丈助と来たら漫画家の家に行き、バクチうって小遣いためようとしてんですから。
さらには宝くじの賞金目当てにそこらへんで出会った自分より年下の少年と殺し合いとも言えるバトルを展開します。
3部の緊張感はどこに行ったのでしょうか?
まあ4部のいいところは逆にこの緊張感の無さです。5,6部あたりはかなり緊張感ありすぎて結構緊張してしまいます。「ドドドドドドドドド」とかいう擬音とか使われるとなおさらです。けど4部は普通の逆みたいな場面で「ドドドドド」とか使われても逆に違う雰囲気が出て面白いです。
後のほうになるとちゃんとシリアスなバトルとかも繰り広げてくれます。話の内容も回を重ねるごとに面白くなっていく気がしました。最後の最後らへんは少し投げやりな気もしましたが。
まあそんなわけで僕はジョジョ第4部を強く勧めます。おそらくジョジョの人気が低迷してきたのは5部からだと思います。ジョジョで人気を博したのは3,4部ぐらいです。だから3,4部はそういう意味で万人に勧められるんじゃないかと。
ジョジョの奇妙な冒険第5部 65点
ここからかなりキャラクターがすごくなってる。
キャラ濃すぎです。
「根掘り葉掘りっていう根堀って言うのはわかる。でも葉堀ってなんだぁ〜〜〜!!なめてんじゃねえぜチキショー!!」
「4って数字はだめなんだよ!!」
「なめてんのか六×五=三十ってやっておきながらなんで11になるんだ!! 俺をなめてんのか!!このド低脳がぁああああーーーー!!!」
「コロッセオってさアア、殺っせよおおおおって聞こえない?国語の先生よオオオ」
いま見てもらったせりふだけでもその濃さが十分に伝わると思います。ちなみに上のせりふはうろ覚えですので正確には知りません。
ここらへんから荒木先生の絵になにかしらのバグが起こったのか、多少右脳を回転させないと何が起きてるのか理解できない絵になってきています。とくにブチャラティとセッコのバトルは右脳をフル回転させて読んでください。本当によくわからないので。
5部はやけにグロイ描写が多いです。それは主人公が傷を治す(正確には傷を埋める)能力を持っているからだと思いますが、とにかくグロイです。手や足が飛ぶのは当たり前。主人公たちが「どうせ治せるから」と言わんばかりに自分たちの手や足を自ら切断していきます。治るとわかっていても自分自分の手足を切断するなんてよほどの精神力だとおもいましたよ。
最後の「運命の奴隷」っていうのはなんか共感した。そこらへんはなんか評価価値がありました。この運命の奴隷というせりふが飛び出すまでが味噌ですな。
ジョジョの奇妙な冒険 part6 ストーンオーシャン 80点
いや、これはもう苦痛です。何が苦痛かって読んでてしんどいです。
荒木先生の「わかりにくい絵」がさらにパワーアップしてるんですよ。読むのにさらに右脳を使うので脳が疲れます。
さらに痛いのは主人公がジョジョ始まって以来の女性なんですが、これが女に見えない。なんかおかまっぽく見えるから泣けてくる。荒木先生は女性の描写がここまで下手だったのか?と疑問を抱いてしまいました。
とりあえず見てて苦痛です、5部並にグロイですし、なんか読んでてしんどくなったのは事実です。
が、
ラストが感動した
もうこのラストを読むためにいままで読んでたのか!!というぐらい感動しました。
キーワードは「重力」です。
とりあえずラストが感動するという点ではこの漫画はお勧めです。そのラストまでに耐えられるかどうかがこの漫画の賛否を呼ぶんでしょうけど。
あと、僕感動したといいましたがこの感動を万人の人にわかってもらえるかというと少し微妙です。ここらへんを共感できるかも味噌です。
あなたは運命を信じますか?