サイコメトラーEIJI
85点
不良少年のエイジはサイコメトリーという物や人に触ることで対象物の過去の記憶や断片を読み取ってしまう特殊能力を持っていた。ひょんなことからエイジは美人刑事の志摩の捜査の手伝いをさせられてしまう。
この漫画は面白い。子供のころ読んでも何が面白いのかさっぱり理解できなかったが今はいろんな意味で理解できる(←読んだ人は何となくわかるはず)。
ストーリーはサスペンス+ミステリー+下ネタといった感じ。まず怪奇殺人事件がおこり、志摩がエイジにサイコメトリーさせるものを現場から持ってきて、それをエイジがサイコメトリーする。そんな感じで大概物語が始まるのだが、これが実にいい味をだしていたりする。まず、エイジが読み取ったものはいったいどういう意味を持つのか?というのを最初に読者に想像させる。そして話が進むにつれてどんどん真相が明らかになっていき、犯人像も浮かび上がってくるが、読者側はおそらく犯人が誰かをわかることは最後までない。「まさか、あんなやつが犯人だった」と思わせられる意外性をこの漫画は常に(たまに微妙だが)持ってる。読んでるときは気をつけて読んでください。1コマしか出てないような奴が犯人だったりしますから。個人的に好きなのは14巻からの「テロリストの挽歌」ですね。お勧めですので読んでみてください。
そして、この漫画で忘れてはならないのが下ネタ。この下ネタでかなり笑わせてくれます。実際僕もかなり吹き出しましたw。けど、この下ネタ、かなりきっついです。衝撃のお下品度です。この下ネタを理解せずに笑えなかったあなたはピュアな心の持ち主です。どうぞ笑えなくても気にすることはありません。この笑いを理解しなくてもいいです、ピュアなままでいてください。
とにかく「サイコメトラーEIJI」は笑いあり、スリルありの良漫画です。最後はちょっとがっくり来ましたがそんなことはあまり気になりません。ちなみにこのシリーズで「第一部」らしいのですが、「第二部」はいまだに出ていません・・・・
あと、副読本として「クニミツの政」を読むのもいいかも。クニミツがなぜ政治の道に入ろうとしたのかがこの「サイコメトラーEIJI」で描かれています。そしてその「サイコメトラーEIJI」の後のクニミツの話が「クニミツの政」。こっちの漫画のほうも結構楽しめないことも無いので読んでみてはいかがでしょうか?